建設キャリアアップ登録への道 その1

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今回から、建設キャリアアップ登録について、書いていこうと思います。

 

と言われても、一般の方は何のこと?と思われるでしょう。

 

建設現場や工事現場では、様々な職人さんたちが働いています。

その職人さんたちは、一つの現場に着工から完成までずっといることは稀で、だいたい自分の専門的な業種の仕事を色々な現場で行っています。

 

当社でいえば、

基礎屋、大工、内装、外装、建具、左官、水道、電気、ガス等など上げていったらきりがありません。

これらの職人さんたちは、みんな自分のスキルを使って仕事をしているわけです。

 

当社には設計を行う建築士がいます。新卒入社の場合新入社員の時はほとんどスキルはありません。

でも、何年も仕事をしていくうちに、スキルを上げていって、給料や役職が上がったり、自分で開業したりします。

が、中途で同業他社に転職したとき、自分のスキルを証明する手立ては何でしょう?

例えば一級建築士、二級建築士の資格を持っています。前職ではこういう物件を手掛けてましたと自己アピールします。

割とアピールはしやすいですね。

 

一方当社では、会社に所属した社員大工がいます。今年の春工業高校を卒業した子もいますし、勤続15年以上のベテランもいます。

当然新卒の子は、まだまだ勉強中ですので補助的な仕事しかできません。ベテランは棟梁として時には一人で、時には2,3人を指揮して建物を建てます。

 

大工さんや職人たちは、自分のスキルを示す明瞭な指針が、自分の腕だけだったりします。

 

そういう職人さんたちのために、その人が今までどこの会社で、どのような仕事について、実際どれだけの日数の経験を積んでいるか。

さらに、様々な技術検定を受けている。様々な講習を受けている。などを一元的に管理して、誰がどの現場に行っても、その人の技量にあった待遇を得られるようにしたシステムが、建設キャリアアップシステム(CCUS)です。

 

このシステムへの登録開始から実際に運用するまでに、紆余曲折がありました。

 

税金やお金の話から離れますが、これからしばらく続けていこうと思います。

 

豊村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡庭グループでは、土地や建物からファイナンシャルプランニングまで幅広いサービスを行っています。

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