完成した「にろくの家」

設計設計

少し前になりますが「にろくの家」が完成いたしました!

 

 

残念ながらお披露目会ができませんでしたので、ここで少しご紹介させていただきたいと思います。

 

 

1階の事務所スペースは大磯洗い出しの土間で、ちょっと町屋の通り土間のよう?にも見えます。

 

 

にろくの家は、間口2.6mですが、奥行が10.6mもあります。

 

細長い形状の建物は、短い側に如何に耐力壁をとるかがとても難しいところで、ちょっとした間仕切も含め、ありとあらゆる壁を耐力壁にして、耐震等級3を確保することができました💦

 

私の設計技術では 難易度ハイレベルの計画でしたので、ほっと一安心です。

 

なんと、審査機関の検査員さんからもお褒めの言葉をいただきました😢

 

 

1階から2階へ、、、

 

 

2階の就寝部屋を抜けて3階へ、、、

 

 

真北方向からの斜線に配慮した急傾斜の勾配天井が、屋根裏部屋のような楽しさがありますよね。

 

 

その傾斜天井を利用して、収納を兼ねたベンチとして利用していただきます。

傾斜で低くなるところは座る高さとしてはちょうどよく、おさまりました☺

 

 

3階のルーフバルコニーでは緑を育てたり、週末はビールを飲んでくつろいでいただく居場所となっています。

 

 

3階は、目隠しと構造上の水平構面を兼ねて一部屋根を設けています。

 

雨の日でも屋根があることで濡れずに外で過ごせる場所があるのがうらやましいですね。

 

これからの暮らしがとても楽しみな「にろくの家」です。

 

設計チーム 芹沢

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