グッドデザイン賞2024年度 受賞|和國商店

プレスリリース

GOOD DESIGN AWARD 2024

伝統的な看板建築を現代の感性で刷新し、板金職人の高度な技術とデザインが融合して、商店街の新たなシンボルとなった建築プロジェクト

当社が設計・施工で携わってきた「和國商店(東京都東村山市)」が、地域の職人技術と持続可能なデザインが融合した建築プロジェクトとして、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞
日本デザイン振興会が主催する、デザイン分野における日本で最も権威ある賞の一つです。1957年に創設され、優れたデザインを通じて社会に貢献した製品やプロジェクトを表彰しています。「Gマーク」のシンボルで知られ、受賞作品は日本国内外から高い評価を得ています。

プロジェクトメンバー

  • プロデューサー・ディレクター/株式会社ウチノ板金 内野友和
  • デザイナー/隈研吾建築都市設計事務所(隈研吾、宮澤一彦、上月匠)+ 岡庭建設株式会社(池田浩和、外丸めぐみ、高野祐太、堀江裕次、田野弘介)
和國商店(株式会社ウチノ板金)
隈研吾一級建築士事務所

【審査委員の評価】

『どこにでもあった看板建築に対するユニークな再解釈をあたえたプロジェクトだ。ここまで徹底的に五角形の板金ユニットを反復することで、強度を獲得するケースも存在することを示した。本作もそれゆえ商店街の新しいシンボルになった。興味深いのは、地元の板金職人がもつ技術が生かされ、現代における看板建築とは何かを問いかけていること。手作業と物質感が目立つ一方、立体ポリゴンのようにも見える外観は、われわれがデジタル時代に生きていることを思い起こさせるだろう。』https://www.g-mark.org/gallery/winners/20678 より)

岡庭建設 専務取締役 池田浩和氏(設計・施工)より受賞コメント

隈研吾氏の独創的なデザインを最大限に活かすため、当社のリノベーション技術と経験豊富な現場管理者、社員大工が結集し、プロジェクトに挑みました。半世紀にわたる歴史を持つ建物の魅力を大切にしつつ、現代の機能性を見事に調和させた設計・施工力は高く評価され、大変光栄に感じております。歴史的な構造の修復には数多くの困難がありましたが、チーム全員の協力によって、それらを乗り越え、建物の再生を見事に実現することができました。このプロジェクトを通じて得た貴重な知見や人との出会いを今後も活かし、常に挑戦と成長を続ける姿勢で、時代を超えて地域に求められる建築と新しい場づくりに積極的に取り組んで参ります。

当社が務めたのは、設計・施工

新国立競技場など、数多くの世界的建築を手がける隈研吾氏のデザインと、ウチノ板金の建築板金技術。その匠の技が融合することで、職人技術の継承とともに、建物や街に新たな価値を生み出すことをコンセプトとしています。

その中で、当社が担ったのは設計・施工。

築52年の木造建築を内側から再生させるには、高度な技術と施工力が求められます。当社は、半世紀以上の経験と最新技術を駆使して、この挑戦に取り組みました。

施工例はコチラ

素晴らしいプロジェクトに携わることができ、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

今後も、長年培ってきた設計・施工技術を活かし、地域の住まいと暮らしの向上に貢献してまいります。

本件のお問い合わせ先:
岡庭建設 広報部
042-468-1166 koho@okaniwa.jp

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