【1/19】隈研吾氏がデザイン「和國商店」グランドオープン
お知らせ
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LINK:【2024年1月OPEN】隈研吾氏が商店街の築52年の空き店舗にカフェをデザイン 竣工記者会見のお知らせ
外観のコンセプトは「循環」
画像:和國商店公式Youtube 和國商店プロジェクト #3サムネイルより引用
和國商店の外観のコンセプトは「循環」
神社の屋根として使用されていた緑青銅板が“再利用”され、板金職人たちの加工技術によってその形を変えました。
世界的建築家 × 建築板金職人 × 地域工務店
3者のコラボレーション
施主 >>>>
株式会社ウチノ板金(和國商店 運営会社)
(東京都東村山市、代表取締役:内野友和)
デザイン監修 >>>>
隈研吾建築都市設計事務所
設計施工 >>>>
岡庭建設/おかにわリフォーム工房
築52年の空き店舗をリノベーション
築52年の木造建築物を、内側からしっかりと再生させるのには、実は高度な技術力、施工力が求められます。
当社が務めた役割は、設計・施工。
創業から半世紀以上養ってきた経験、そして最新の施工技術を用いて建物の再生に挑みました。
工事内容の一部をご紹介 *今後の工事の様子はIKEDA隊長コラム等で随時ご紹介して参ります
築年数が建った建物は、図面が残っていないことや、図面通りに施工されていないことも少なくはありません。
また中を開けてびっくり。実は雨漏れしていて部材が腐食していた……なんてことも。
建物を内側から再生させるためにはまず「現地」を確認することが大切です。
リノベーションを行う際には、まずはホームインスペクション(建物状況調査)の有資格者と一緒に現況調査を行います。
建物現況調査
私たちの役割は、既存住宅に、建物現況検査・耐震診断を行い、躯体の性能を担保した上で木ノベーションを施し、建物を再生させること。
床下空間の確認、土間床の鉄筋探査等、既存の建物にまずはきちんと建物現況調査を行い、劣化状況を確認していきます。
基礎立上がり及び土間から、床下配管、土台、床、壁、梁、給水排水、換気設備、外周に至るまで
「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に基づき躯体の状態を詳細に点検いたします。
耐震診断・柱頭柱脚金物算定
基礎補強
基礎のボルト周りはケミカルアンカー(化学薬品)を用いて固めています。
今回は鉄筋補強に加え、アラミド繊維で基礎全周を固めることで、さらに耐震性を高めています。
小屋裏 雨漏り改修
雨漏りの被害は放っておくと建物への大きなダメージにつながります。
建物状況調査では、木部の雨漏り跡確認(結露含む)をはじめ、接合部に用いられている金物の腐食確認をしっかりと行い改修計画を立てて行きます。
古材を活かした仕上げ
以前の建物の構造材を残す(活用)ことができるのも、現場を知り尽くした設計や大工の技術があってこそ。
濃い色の木材が52年前から使われている部材です。
和國商店 behind-the-scenes footage
- 元はたばこ屋さんだった建物が、工事前の佇まいから生まれ変わっていく過程を
- #1〜#3までの3回に渡ってダイジェストでご覧いただけるコンセプトムービーです。
2023年5月より、半年間にわたってプロジェクトが進行していく有様がご覧いただけます。
1つずつ手作業で進められる熟練の職人たちの手仕事は、まさに圧巻です。ぜひご覧ください!
*画像をクリックしていただくと和國商店公式youtubeチャンネルへ飛びます。
■和國商店プロジェクト #1
■和國商店プロジェクト #2
■和國商店プロジェクト #3
■ 和國商店(ブランドサイト)
和國商店 (Instagram) @wakunishoten
https://www.instagram.com/wakunishoten/
和國商店 カフェ (Instagram) @wakuni_cafe
■ Youtube @wakunishoten4492