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IKEDA隊長コラム

WHAT MUSEUMへ/天王洲エリア

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

 

お盆休みに駆け込み探訪!

昨日8月25日(日)で終了となりました、天王洲エリアに位置するWHAT MUSEUM「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」をお盆休みの際に訪れて参りました。危うく忘れていて見逃すところでした・・・汗

 

この展覧会は、人類が築いてきた「構造」に焦点を当て、古代から現代、さらには未来の技術までを網羅する壮大なスケールで構成されています。法隆寺のような歴史的建築から宇宙空間に至るまで、驚異的な構造技術が一堂に会し、建築や工学に興味を持つ者にとっては見逃せない内容でした。

 

 

 

 

 

この展覧会の特徴は、単に構造を「見る」のではなく、「感覚する」という新しい視点を提供していることです。視覚や触覚を駆使して、構造の背後にある美しさや機能性を深く体感できる展示が多数用意されています。とりわけ、法隆寺の五重塔の精巧なミニチュアモデルは圧巻でした。

 

この模型は、法隆寺が持つ独特の構造技術を忠実に再現しており、塔がどのようにして地震などの外力に耐えてきたのか、その秘密を垣間見ることができます。五重塔は、心柱と呼ばれる中央の柱が外部の揺れを吸収し、全体のバランスを保つという、日本古来の高度な建築技術が凝縮されています。この模型を見ながら、構造の美しさと、千年以上も昔から続く技術の深さに感動せざるを得ませんでした。

 

また、驚きなのは、展示模型の中に仲間の工務店作業場の模型が・・・驚

「エバーフィールド木材加工場」 熊本で活躍する仲間の工務店であり昨年、社員大工の加工場として著名な構造家、山田憲明構造事務所が木構造架構等も設計し竣工を迎えています。「私達も熊本まで工事途中で見学を」

 

今回の展示は 構造建築家にも着目している関係があり、このような山田憲明構造事務所や私たちにもお付き合いさせていただいてる山辺構造事務所の山辺先生のコメントなどもビデオで投影されていました。

 

この展覧会を通じて、「構造」というテーマがどれほど奥深いものであるかを改めて感じました。特に法隆寺の五重塔の模型を通じて、日本の建築技術の素晴らしさと、それが現代に至るまで受け継がれてきた背景に感銘を受けましたね。

また、現代の先端技術と古代の知恵が織りなす展示を通じて、そして若き構造建築家など未来の構造技術への期待も膨らみました。

WHAT MUSEUMで開催された「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」は、建築や工学の構造に対する新たな視点を与えてくれる貴重な機会でした。歴史と未来が交差する場所で、知的好奇心を存分に刺激さた気がします。

 

隊長

 

 

 

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IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m