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IKEDA隊長コラム

札幌まち歩き

隊長です。
 
先日は北海道にて工務店ネットワークでもある、「ソトダン21」の総会にお招きいただき講演をさせていただきました。建築の性能等に意識の高い北海道の工務店に話をする内容がつまらなかったらどうしようと心配しつつも、2025年に様々な建築基準の方が改正されるので、気がつきそうで、気がつかないような部分に着目しながらお話をさせていただきました。昨今は、団体役員等の関係もあり改正法関連でお話する機会が大きのですが、総論は何となく分かるけど詳細、ディティール部分については意外と周知や理解されていないことも多いので、普段技術者が気が付きそうで気が付かない部分に着目してお話しるようようにしています。特に今まで◯だったのに、今後は✗になることも多くなるので・・・・あくまでも建築士や施工管理系の内容ですからユーザーの皆様は信頼できるプロにお任せされたらです。
 
 
 
 
さて、折角北海道札幌まできたので、せめて一つだけでもまち歩き&建物探訪をと・・・・・「北菓楼 札幌本店」へ!
 
*↑のピアノ画像をクリック!
 

北菓楼札幌本館は建築家安藤忠雄氏の手による見事なリノベーション建築です。

北海道札幌に位置する北菓楼札幌本館は、その美しい建築と上質な和菓子で知られています。札幌本館はもともと図書館であった歴史的建物で、建築家である安藤忠雄により、大胆かつ繊細な改修を受け、注目を集めています。

 

◯北菓楼札幌本館は、元々は北海道庁立図書館として1920年代に建設されました。時を経て様々な用途に使用されてきましたが、その歴史的価値と美しい建築を保存するために改修され、安藤忠雄氏がこのプロジェクトに携わり、現代的な機能と美しさを兼ね備えた新たな姿に生まれ変わったようです。

 

=見学してきて印象的なこと=

 

◯ 歴史と現代の調和
– 古い図書館の面影を残しつつも、現代的なデザインが見事に融合していました。特に、建物内に差し込む自然光の美しさは圧巻で、安藤忠雄氏の設計センスに感嘆しました。

 レンガ建築を、鉄筋コンクリートで補強し、違和感なく空間と一体化されていることと、打ち放し建築のイメージの強い安藤忠雄建築でありながら白色を基調にしていたのも印象的でした。

 

◯温かい雰囲気とおもてなし
– 建物内のカフェで和菓子を楽しんだのですが、スタッフの方々の温かいおもてなしと居心地の良い空間がとても印象に残りました。和菓子の美味しさはもちろん、カフェから見える店内の景色、書棚等も素晴らしかったです。

 

◯北菓楼札幌本館は、安藤忠雄氏による見事なリノベーションを経て、歴史と現代が融合した素晴らしい建築でした。その美しいデザインと機能性、そして地域社会への貢献は、多くの人々に感動と喜びをもたらすのではないでしょうか。見学を通じて、その魅力を直接感じることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてくださいね。

 

以上、札幌まち歩きから学びの報告まで。

 

 

隊長

 

 

 

 

 

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IKEDA隊長「国土交通大臣表彰」拝受関連。m(_ _)m